更年期の症状や生理前から生理中など、ホルモンバランスが崩れると体調が乱れますね~
疲れがいつまでも取れなくて、だるかったり、辛い毎日が続きます。
今回は、女性の更年期について書きました。
生理前(PMS)だったり、生理中にも対応できる精油たちなので活用してもらえると良いと思います。
基本的な生活習慣も大切ですが
プラスαでアロマも役立ててもらえると
嬉しいです(≧▽≦)
更年期障害とは・・・
40歳を過ぎたころから見られる、様々な体調の不良や情緒不安などの症状をまとめて更年期障害と言います。女性の体では、視床下部で血中のエストロゲン濃度を感知し、濃度が低ければ下垂体に対して性腺刺激ホルモン放出ホルモンを分泌し、下垂体は卵巣へエストロゲンを分泌するように卵胞刺激ホルモンを分泌します。 しかし、閉経期の女性の卵巣は委縮し、エストロゲンは分泌できません。この時、視床下部はエストロゲンの濃度が少ないと認識します。これにより性腺刺激ホルモン放出ホルモンや卵胞刺激ホルモンが多く分泌されホルモン分泌の乱れが起こります。それに伴い、「体や顔が急にほてる」「急に大量の汗をかく」などの様々な症状が出てきます。更年期の女性の60~70%に何らかの症状が出るようです。本格的に治療を行わなければならない人は女性の20%くらいと言われています。
「視床下部と下垂体」
視床下部は、生命活動に大切な新陳代謝、体温や水分調節、消化、呼吸、
性機能行う自律神経の最高中枢であり、内分泌系の下垂体と密接に連絡し、
ホルモンの分泌を調整しています。
図:アロマテラピーの教科書より引用
更年期の症状・色々
・血管運動神経系:ほてり・のぼせ(ホットフラッシュ)、発汗、冷え、動悸、息切れ、浮腫み
・精神神経系:頭痛、めまい、不眠、不安感、イライラ、憂鬱、うつ症状、耳鳴り、立ちくらみ
・運動器官系:腰痛、肩こり、関節痛、背部痛、筋肉痛、疲れやすい
・消化器系:食欲不振、吐き気、便秘、下痢、喉の渇き、口臭、胃もたれ、胸やけ
・泌尿器系:頻尿、残尿感、排尿痛、血尿、尿失禁
・生殖器系:月経異常、膣乾燥感、性交痛、性欲低下
・知覚系:しびれ、知覚鈍麻、知覚過敏、蟻走感、視力低下
・皮膚系:皮膚の乾燥、痒み、しわ、くすみ
私も、そろそろ更年期に突入ですと言うか更年期( ´艸`)。
疲れはなかなか取れないことも多くなってきました。
それほど重い症状はまだ出ていませんが、時々浮腫みがあります(^^ゞ
精油を使って身体を整えていこうと思ってます(^_-)-☆
「ホルモンバランスを整えてくれる作用のある精油たち」と「主な作用」
クラリセージ・・・呼吸がゆっくりになり、代謝や血流の低下を防ぐ。鎮静・鎮痙・ホルモン調整・抗菌・抗真菌・エストロゲン様・抗不安 等
サイプレス・・・ホットフラッシュや肩こりなどの緩和。うっ滞除去・うっ血除去・鎮静・鎮痙・強壮・ホルモン調整・制汗 等
サイプレスは好きな精油のひとつなので、ホルモン調整時も含め、
時々使用してます(^^♪ロールオンアロマで持ち歩いています。
ジャスミン・・・感情を穏やかにしてリラックス。ホルモンバランスを整える。鎮静・鎮痙・ホルモン調整・精神安定・催淫・多幸・抗菌 等
セージ・・・更年期障害の改善に役立つ(ほてり・多汗・自律神経の調整)ホルモンのバランスを取る。脂肪溶解・ホルモン調整・抗菌・抗ウイルス・抗炎症・抗カタル 等
ゼラニウム・・・ホルモンのバランスを取る。リンパ系を刺激し、循環器系を強壮する(浮腫み)鎮静・鎮痛・抗菌・ホルモン調整・神経強壮・収斂・抗うつ 等
ネロリ・・・ホルモンの変化による情緒の不安定さ(イライラ・涙もろさ)を緩和。神経強壮・抗うつ・抗不安・精神安定・鎮静・瘢痕形成・抗菌・抗ウイルス 等
ローズ・・・ホルモンのバランスを取る。心を落ち着かせ、肯定的な感情にさせる。鎮静・抗うつ・精神高揚・強壮・催淫・抗菌 等
簡単なケアの方法
芳香浴・沐浴・トリートメント
2~3種類をブレンドした植物油で、腹部をトリートメントしてみるのもおススメです。
コメント