毎年、5月5日は、「こどもの日」です。
こどもの日は男の子の節句とされている、「端午の節句」とも呼ばれています。
こどもの日には、柏餅やちまきを食べ、菖蒲湯に入るといいとされています。
柏餅やちまきも気になるけど・・・
なぜ、菖蒲湯に入るといいのかな?
調べてみました。
中国では古来より、ショウブの形が刀に似ていること、邪気を祓うような爽やかな香りを持つことから、男子にとって縁起の良い植物とされ、家屋の外壁から張り出した軒(のき)に吊るしたり、枕の下に置いて寝たりしていた。日本でも、奈良時代の聖武天皇の頃より端午の節句に使われ始め、武士が台頭してからは「しょうぶ」の音に通じるので「尚武」という字が当てられるようになり(勝負にも通じる)、軒先に魔除けとして吊るしたり、風呂に入れる習慣が伝えられてきた。
Wikipedia
菖蒲には、強い香りがあり、それが邪気を払うとされていたため、使われていたようです。
菖蒲湯はリラックス作用や血行促進が期待できる他、肩こりや腰痛予防にも効果があると言われます。こどもの日に家族で菖蒲湯に入ることもおすすめです。
菖蒲について
学名:Acorus calamus
科名:サトイモ科
主な産地:日本・中国・モンゴル等
主な作用:鎮静・健胃・血液循環促進
菖蒲には種類があって、菖蒲湯に入れる菖蒲は紫の花が咲かないなんて~
知らなかったです・・・(*_*;
ちなみに、花菖蒲について
学名:Iris ensata
科名:アヤメ科
菖蒲の効能・効果
葉や茎・根など部位によって効果が変わってくるようです。
☆葉の部分
リラックス・リフレッシュ効果、香りによるアロマ効果
☆茎~根(特に茎)の部分
体が温まる・血行促進(冷え性の予防・改善)、肩こり解消
☆茎~根(特に根)の部分
神経痛の緩和、腰痛の緩和、リウマチの緩和
身体を芯から温めたいときは、根っこまである菖蒲を使った方が良いようです。
私なりに感じたこと
菖蒲湯に入れる菖蒲は、フトモモ科で、花菖蒲(アヤメ科)とは違うものだということがわかりました。菖蒲は十分、ハーブでしたね。
古くから、効能が知られていて、使われていたんですね。
いつの時代も子どもの健やかな成長を願っているのは変わらず、同じなんだな~と感じます。
4月に新しい生活が始まった方は、環境の変化に慣れようと一生懸命過ごしますが、
5月になるとだんだん疲れが出てきて、五月病が見られる季節に入ります(*_*;
菖蒲湯でリラックスするのも良いかもしれませんね。
毎年、富士宮で行われている「流鏑馬祭り」の案内です👇
しめ縄には邪気払いのための菖蒲が入れられています。
☆今日の一杯
~摘みたてのセージとローズマリーのブレンドで~
朝から気分もスッキリ、フレッシュでした~
摘み取る時からいい香りです。
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